浜田藩主は、津和野藩主の娘を奥方に迎えた。
この娘が嫁入りの時、
御付の局として選ばれたのが、60歳を過ぎた老女・岩藤だった。
多くの奥女中は、気短で無理を言い張る岩藤を敬遠していた。
指導がうまくいかないので、中老格として、郡山藩士の娘・尾上を迎え入れた。
その尾上の女中として仕えたのが、長府藩・足軽頭の娘・お初である。
尾上は、期待通り良く働き、夫人の寵愛を一身に集めた。
この様子を奥の秩序を乱しているととった心穏やかでない岩藤。
ある日、尾上は、急用の折、自分の草履が見つからず、他の人の草履を履いて出た。
それは、岩藤の草履であった。
岩藤から、親や家名を引き合いに出してののしられ、
はらわたをえぐるような辱めを受けた。
家名を辱められ、死によって償う外はなく、尾上は懐剣で無念の自害。
お初は尾上の自害を知って、主人の仇を討とうと決意。
老女・岩藤を呼び出し、尾上が自害した懐剣で岩藤を討った。
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岩藤の腰ぎんちゃくの諏訪 (女中)

武芸のたしなみもあり、利発で心優しい、お初 (女中)

奥方様からの信頼も厚く、奥女中からも慕われた尾上 (中老)

奥女中の監督役。短気で人に対して厳しいので敬遠されていた岩藤 (老女)

尾上は急用の折、自分の草履が見当たらず、その辺に脱いであった草履を履いて出かけたが…。

それが岩藤の草履であったために、尾上は岩藤から、きつくとがめられる。

怒り心頭の岩藤。尾上の親や家名を引き合いに出してののしる。

家名を辱められ傷心の尾上は、懐剣で無念の自害を遂げた。

お初は、尾上の自害を知って、主人の仇を討とうと決心。尾上の懐剣を手に…。

お初は、岩藤を呼び出す。

『我こそ名高き岩藤局、一念化生、女は鬼ともなるやらん。』…鬼と化す岩藤。
尾上の懐剣を手にしたお初は、鬼化した岩藤を討ちます。

怨霊となって転生した岩藤

衣装が変わり、手には薙刀をもったお初登場!

怨霊岩藤の左手は白骨化。
すごい形相の岩藤とお初の対決

見事、尾上の仇をとったお初。
2007年夏 大田さんのあ盆公演 後野神楽社中より